中小企業には、品質が担保されたパッケージシステムがお勧め？

公開日：2017/04/27

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パソコンにインストールする形のものであれ、
クラウドで提供されているものであれ、
すでにできているソフトウェア製品（パッケージシステム）であれば、ある程度の品質は担保されています。

計算結果が違うとか、改ページしたら検索条件がなくなった、
などのようなあきらかな不具合はほとんど出会わないでしょう。

一方、「私たちはこの業務をこうしているけど、このシステムではどうやったらいいのかな」
という疑問が生じることはあるでしょう。

実現する方法があればまだ良いですが、
パッケージシステムでは「それはできません」ということも充分起こりえます。

パッケージシステムは、あくまで一般的な業務に対応したもの、というのが前提で、
すべての業務的なケースに対応できるわけではないからです。
（それでも、なるべく多くのお客様に使ってもらえるように工夫はしてあります）

この「パッケージシステムは一般的なケースにのみ対応している」ことと、
「パッケージシステムは不具合がすくない」こととは、
表裏一体の関係にあります。

システム開発の手法のほとんどすべては、
システムの品質を高くするために考えられたものといえます。

しかし結局は、充分なテストをして、多くの人がいろいろな使いかたをする中で不具合はみつかり、
これを修正することで品質は高くなっていきます。

パッケージシステムは、同じものを多くの会社や人が使う中で品質があがっていっている、
というわけです。

パッケージシステムは、中小企業にとっては価格面でも、その品質面でも、納期から見ても、
非常に優れた選択肢です。

しかし、そのパッケージシステムがサポートしきれない業務フローがもしある場合は、
そのパッケージシステムを導入するメリットはほとんどないといえます。

サポートしきれない業務フローは、手作業やエクセルで行うか、
あるいは高額なパッケージシステムのカスタマイズを依頼する必要があるためです。

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