少し前のことですが、知人が起業するとのことで、相談を受けました。
教育関係の仕事を起業するらしかったのですが、
「社内用のシステムをどうしたら良いか」
と聞かれました。
なにが必要かはわからないが、何かシステムが必要なはず、と思い込んでいるようでした。
起業の規模にもよるでしょうが、
法人を作っていきなり社内システムを用意する必要は、ほとんどないといっていいと思います。
ソフトウェアを販売する新会社であれば、製品としてのソフトウェアを作ることはあっても、
販売管理や顧客管理といった社内システムが起業時から必要だとは思えません。
あえて言えば、弥生などの会計ソフトくらいでしょうか。
起業時は、まずはお客様作りが最優先です。
起業直後は、システムが必要になるほどのお客様や取引の数ではないはずです。
さすがに紙にメモ、というのでは心もとありませんが、
エクセルにお客様情報や引き合いの情報を記録しておくだけで充分ではないでしょうか。
エクセルでの情報管理はデメリットが述べられることが多いですが、
使いようだと思います。
エクセルで問題なく社内情報を管理できるのであれば、それでよいはずです。
もしエクセルで情報管理をすることによるデメリット、
例えば情報共有ができない、とか、
情報を見つけづらい、とか、
この情報管理に何人かの社員がかかりきりになってしまう、
といったことが問題となってから、社内システムの導入を検討すべきと思います。
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