前回、社内システムをスマホでもパソコンでも使えるようにするには
「レスポンシブ」という考え方で実現するとよい、
ということを書きました。
ところで、パソコン用のウェブの社内システムを
ただ単に小さい画面(スマホ)用に最適化さえすれば
問題ないのでしょうか。
答えは「いいえ」です。
パソコンとスマホの違いはなんでしょうか。
持ち運びしやすく、そのために画面が小さくなっています。
それだけだとガラケーと同じですが、
ガラケーと違うのは、ボタンがほとんどない、
というところです。
ガラケーでは、数字などのボタンを含めて
およそ10個を超えるボタンがありましたが、
スマホでは、音量や電源など含めて5個前後ではないでしょうか。
それでは文字入力はどうするか、といいますと
みなさんご存知のとおり、その小さな画面にキーボードが表示されて、
これを使って入力します。
パソコンではキーボードを使って入力する前提ですが
スマホでは、この入力しづらい画面上のキーボードを
なるべく使わないように工夫されています。
たとえば、「年月」を入力したい場合ですが、
iPhoneでは以下のように年月を選択して入力できるようになっています。
同じ入力部分をandroidスマホでみると、以下のように表示されます。
この例では「年月」ですが、「年月日」や「年」もあります。
そのほかいろいろあるのですが、詳細については記事を改めたいと思います。
パソコンのブラウザで使えるウェブシステムを
スマホでも使えるようにするには、
ただ単に画面幅をスマホ用に最適化すれば済むという話ではありません。
小さなスマホでもストレスなく入力できるように
上述のように、入力が容易になるような工夫が必要になります。
技術的にはそれほど難しいことではありませんので
社内のウェブシステムをスマホでも使いたい、という場合は
これも考慮に入れておくことをお勧めします。
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