iPadやタブレットの業務利用が進むなか、
ときおりネックとなるのが、無線LAN、ネットワークの問題です。
病院内では、無線LANの設備を整えていないことのほうが一般的です。
そのためiPadを使いたい場合は、ネットワーク接続をどうするか
利用の前提として考えておく必要があります。
おおきな病院などでは、院内のネットワーク回線は2系統にわかれていることが多く
1つは一般的なインターネット回線に接続できる有線回線、
もう1つは、高いセキュリティが求められる外部と遮断された有線回線、です。
後者の回線は、電子カルテなど高い機密性を求められる個人情報を扱うデータが
使っています。
したがって、使うiPadアプリの種類によりますが
一般的には前者の、インターネット回線に接続できる回線網を使う、
という選択肢があります。
この一般有線回線網から、無線LANポイントを作り、
iPadがこれにアクセスするようにすれば、常時アクセス可能になります。
ただし、無線LANポイント作成の工事が発生するので
少しハードルが高いやり方かもしれません。
iPadを使う場所が限られているのであれば、
そしてその場所にもともと有線LAN回線があるのであれば
もう少し簡単に無線LANポイントを作る方法があります。
パソコンのUSBに取り付けて無線LANポイントを作るもので、
有線LAN→パソコン→USB(無線LANポイント)→無線→iPad
という形でネットワークに接続できるようになります。
たとえば下記のような製品があります。
ただ、無線LANにつなげたいときに、わざわざパソコンを起動させる必要があり、手間です。
またiPadアプリは、「常にネットワークに接続しているわけではない」
という前提で使えるものにする必要があります。
上記ではいろいろと制約があるため、結局落ち着きがちなのが、
「無線WiFiルーターを契約する」という選択肢です。
携帯電話会社などからでていますが、無線WiFiルーターを契約すると
ひとつの無線WiFiルーターに1~複数台のiPad、タブレット端末を無線接続して
インターネットにアクセスできるようになります。
なので、契約した無線WiFiルーターの近くにいれば
iPadは常時無線LANでインターネット接続できるようになります。
公衆回線→無線→無線WiFiルーター→無線→iPad
iPad、タブレットとともに、院内を持ち歩いて使うケースもあるようです。
ただ、病院によっては、電波がわるく無線WiFiルーターが
公衆回線に接続できないケースもあります。
利用前には電波状況を確認しておく必要があります。
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