新しい情報をシステムに登録するための「新規登録画面」、
一度システムに登録した情報をアップデートするための「編集画面」、
これらの画面は、どういった点を考慮しておくと、利用者の方にわかりやすく迷いにくいものになるでしょうか。
今回から数回、この問いについて考えたいと思います。
「編集画面」は、一覧画面で情報を検索し、該当の情報を選んだ上で開く画面です。
一方、「新規登録画面」は、既存の情報には関係のない新しい情報を登録するための画面ですから、ある意味独立したメニューです。
一般的なメールソフトを参考に考えてみると、わかりやすいかもしれません。
新しいメールを作る時には「メール作成」というメニューをクリックして、メール作成画面(すなわち、メールの新規登録画面)を開きます。
メールを作成中に、送信せずに保存して作業を中断するとしましょう。
あとでその続きを行うのなら、草稿箱(作成中のメール一覧)から該当のメールを選んでメール編集画面を開いて編集します。
メールの作成画面と編集画面は、とてもよく似ています。
利用者からみた挙動を考えると、唯一の違いは、「白紙のメール画面が開くか」「前回入力したメールが復帰するか」の違いのみです。
これは重要なことで、基本的に新規登録画面と編集画面とで異なることはないことが一般的には期待されています。
例えば、新規登録画面では「氏名」に入力することが可能だが、
編集画面では「氏名」を編集できない、というのは、利用者の想定していない挙動です。
データの制約などでどうしても仕方のない場合は、システム上の制限としてこのような実装がなされる場合もありますが、
この場合は新規登録画面にその旨を明示したほうが、利用者に優しいと言えます。
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