前回参照したグラフ、「IT投資未実施企業の、IT投資をしない理由」をもう一度見てみたいと思います。
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alt="IT投資未実施企業のIT投資を行わない理由" />
上から順に「IT投資をしない理由」を挙げてみますと、
となっています。
上位6つのうち、3位の「コストが負担できない」を除くと、
すべて「人材がいない」ということに帰結します。
このように、「社内に人材がいないから、IT投資できない」というのは
システム開発会社の怠慢も原因にあるかもしれません。
人材がいないなら、外部に協力者を探すのは手段の1つですが、
それでも上記の理由に「適切なアドバイザー等がいない」が挙げられています。
つまりいまある多くのシステム開発会社、ソフトウェア会社は、
アドバイザーの選択肢として認知されていない、ということになります。
例えば、「支払い通知のためのハガキをシステムで出したい」というニーズがあったとします。
誤解を恐れず言えば、多くのシステム開発会社はこのように言うでしょう。
「ではハガキ印刷機を購入しておいてください。開発している間は確認するために貸してください。
あとはシステムから印刷できるように作っておきます。」
しかしこのように言われたことを言われたように実現するのでは、
よい「アドバイザー」とは言えないと思うのです。
「ハガキを印刷する専用機は〇〇円のようです。月に何回使いますか?
支払い通知なら一ヶ月に一度、仕入先の数だけのはずですか、専用機が必要でしょうか?」
もし仮に大量の仕入先があるとして、やはり専用機が必要なら、
「サイズはこれ位のようですが、どこか置ける場所はありますか? どのパソコンから印刷しますか?
印刷機のメーカー保守が年間〇〇円ですから、この費用も見込んでおいてください」
支払い通知のハガキを出す、といったことだけでも、数え切れないほど検討すべきことがあります。
システム開発会社が、システムを作ることだけでなく、
上述のように検討すべきことを挙げてくれれば、
いまより少しは中小企業のシステム構築のアドバイザーとしてお役に立てるのではないでしょうか。
イルカシステム株式会社では、このようなIT投資、システム開発のアドバイザーとして
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